お肉の保存方法
お肉をおいしく食べるための “基本3箇条” 3つの
- 消費期限や保存温度を確認し、早めに使い切りましょう。
- 買い物には保冷バッグ等を使用し温度を上げない工夫をしましょう。
- 帰宅後は、冷蔵庫で冷却(0℃~4℃)してください。
※冷蔵庫では、チルド室・氷温室が最適です。
お肉の冷蔵保存期間目安表
冷蔵保存のポイント
- ペーパータオル等で肉汁 (ドリップ)を拭き取りましょう。
肉汁 (ドリップ)の臭いがお肉についてしまうと、味が馴染みにくくなります。
保存の前には必ず行ってください。 - 余分な水気を取ってから保存しましょう。
保存前に、脱水シートに挟むか、クッキングペーパーで水気を取ってからラップできっちり包みなおし、密閉できる保存用ポリ袋等に入れて冷蔵保存してください。
- 密閉容器を使い、 空気を遮断!
お肉は空気に触れると、酸化が進み風味が落ちます。雑菌やカビも繁殖しやすくなります。購入後なるべく早く、空気に触れる時間を短くし、手際よく保存容器に収納し冷蔵庫へ。 - 冷蔵庫内は5℃以下に。 保存はできるだけチルドルームで!
5℃は食肉加工品の保存上限温度です。また、食品が凍る前後の温度に設定されている「チルドルーム」に保存することで、熟成し、うま味が増すという利点もあります。「チルドルーム」がない場合は冷蔵庫の一番下部に保存してください。
冷凍保存のポイント
- 1回で使い切る量に小分けをしましょう。
冷凍・解凍をくり返すと、 食中毒菌の増殖につながります。風味も著しく落ちるので極力避けましょう。 保存袋にお肉の名前と保存した日付を書いておくとわかりやすいです。 - ブロック肉は切り分けて上手に冷凍解凍しましょう。
ブロック肉の大きなかたまりは、肉の内側まで冷凍するのに時間がかかり、その間に変色も進むことが考えられます。メニューごとに切り分けておくと上手に 冷凍・解凍ができます。冷凍庫内に余裕がある場合は、バット (金属のトレー) に保存袋を置き、バットのまま冷凍庫へ入れると通常より 早く冷凍できます。 - 保存袋はなるべく空気を抜き、 真空状態に!
袋の中に空気が残っていると、冷蔵保存と同じ酸化が進むと同時に、凍る際に肉の水分が失われ (肉に付着した) ていきます。 冷凍保存は1か月上限とし、なるべく早く使い切りましょう。
※解凍のコツ!
(1)低温でゆっくり解凍(冷凍庫内でじっくり解凍が最適)
(2)完全に解凍してしまうとおいしい肉汁が流出してしまうので、半解凍で調理!
お肉の調理は‥
・食中毒を防ぐために、【生肉や加熱不足の肉料理を食べないこと】が大切!
・肉の内部の温度が、75℃の状態で1分間加熱が目安です。
参照元:佐賀県食肉消費対策協議会・後援 公益社団法人 日本食肉協議会